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ベイト工法
2018.09.30 日曜日
シロアリ防御のベイト工法とは、ベイト剤を専用の容器に入れてから地面に埋める方法です。
建物を傷つけたり、作業中に薬剤に触れることなく駆除ができる安全な工法といえるでしょう。
シロアリがベイト剤(毒エサ)を巣に持ち帰ることで、薬剤を蔓延させ、巣ごと根こそぎ壊滅
させることが可能です。ベイト剤は、シロアリの脱皮を阻害する作用のある特別な薬剤です。
補足ですが、ベイト剤は昆虫等、脱皮する生物のみに作用するので、人間はもちろん、ペットにも
悪影響を及ぼしません。ベイト工法は安心して使う事ができる環境型薬剤として認識してください。
建物内に既にシロアリの被害がある場合や既にシロアリが活動している場合に最適なものです。
屋外や土台など、シロアリ被害が多い天井などの被害部材に直接設置することが出来きますし、
薬品自体ほとんど場所をとらない小型容器のため、一度に沢山の設置をできることも利点です。
ベイト工法の薬剤使用量は、従来工法と比較をして、約1500~2000分の1の目安です。
ベイト工法
メリット
・巣ごと根絶することが可能
・薬剤の臭いが全くない
・人間やペットの環境にも影響のない薬剤を使用
・軽作業で大掛かりな工事の必要ない。
デメリット
・バリア工法に比べ費用が高額
・巣を根絶するまでの駆除に時間がかかる
・工事完了後も定期的な点検が必要となる
・冬期など寒い時期は駆除が非効率となる